解体現場で働く解体作業員は、一体どのような流れで1日を過ごしているのでしょうか。
もちろん、現場監督から会社の正社員、派遣社員によっても業務内容は違いますが、ここでは入ったばかりの方がどんな作業をしているのか、その一日の流れを紹介していきます。
意外に知られていない、解体作業員の一日について見ていきましょう。
午前中の業務
まず、解体作業員は朝決まった時間に現場へと向かいます。
自分でそのまま現場に行く人もいれば、会社に一旦集合してからトラック、またはバンなどで現場に向かうことになるでしょう。
ただし、都心などの狭い場所などの現場の場合、自家用車で乗り入れなどが難しいため電車または、送迎などを利用している方が多い傾向です。
解体作業は、近隣住民などへの配慮から、主に8時30分から17時30分までなど、一般的な終了時間とほとんど一緒です。
早朝、深夜といったことはありません。
現場についてまずは、解体後に出たゴミなどを拾います。
木材のかけらといったこともあれば、石など重量のある瓦礫もあるなど、意外にしんどい作業です。
また、ユンボを使用してダンプなどの荷台に瓦礫を乗せるなどの作業があります。10時に休憩を挟み、瓦礫をリサイクルセンターなどへと運びます。
基本的には、作業員は現場とドライバーに分かれることから、それでも作業内容が若干変わります。
昼食を取ったら午後の作業です。
午後の業務
昼食後の午後は、粉塵などを防ぐために水をまいたり、手作業で解体などを行います。
また、休憩などを挟んだ後、瓦礫をハンマーで細かくする作業なども行います。
その時の解体工事の進捗状況にもよって変わりますし、午前中の作業を午後する場合もあるでしょう。
また、内勤などを兼ねている方の場合、一旦会社に戻って見積書を作成したり、お客様との打ち合わせなど、さまざまな業務を行います。
ただし、一般的な現場の仕事をメインでされる方の場合、17時30分までは現場での解体作業を行うことから、そのまま帰宅といった流れとなるでしょう。
まとめ
解体作業員というと、朝早くからかなりハードな仕事をこなさないとならないイメージを持った方もいるかもしれません。
たしかに、肉体労働なので最初はきついですが、少しずつ馴れていくといいます。
現場は毎回違ってきますが、行う作業は基本的には一緒であることから、どんな方でも挑戦することはできます。
ぜひ、解体作業員に興味がある方は、一日だけ体験などをしてみてはいかがでしょうか。
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